国際化について
1. 国際化により自分探し(自己改革)ができるから
将来について無気力、無関心な若者が多い現代社会と言われていますが、何においても知らないことに興味を持つ事ができません。ですから早い段階で国際社会を知って体験していくことで目標を見つける事ができます。海外で何かしたい!という願いを持つ人も多くいるでしょう。“環境は人を創る”とありますが、個性を伸ばすために自分に適した環境(文化、人間、自然)は必要です。その地で自分の可能性を伸ばせることは本人と家族の喜びでしょう。
2. 日本企業に求められるグローバル化のため
日本企業のCEOは世界各国のCEOに比べて、より強くグローバル化を意識している。これは世界経済の重心の変化によるバリューチェーン経営の複雑化や経営の困難によるもの。成熟市場から新興市場へのシフトが強く願われている。よってグローバルオペレーションの規模と質を一段引き上げねばならない。日本は社内公用語を英語にしないと世界で生き残れないと某大手企業社長より4つの理由。
・ 日本が公用語のままでは海外からの一流人材は集まらない。
・ 人材コストの安い新興国市場が拡大しているからこそ英語化が必要。
・ 最初から自然と世界化を目指せるようになる。
・ 外資系ではなく、日本企業だからこそ英語公用語化が必要。
http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/12e944b3494ce767ea7f03b7b7d051d9
3. 人口の高齢化による国の衰退に対する対策
日本の高齢化率は2010年に22%(世界一位)2020年には27%(世界一位)にも上る予測。和歌山県の高齢化率は2011年で26.4%
1位ー北山村 47.2%
8位ー九度山町 35.5%
10位ーかつらぎ町 31.6%
高齢化社会の解決策として3つ挙げられています。定年制度の廃止、出生率の上昇、そして国際人材の獲得です。国際人材の獲得が一番現実的に取り組んでいけるのではないでしょうか?量より質で勝負する経済社会の中で、より高い付加価値を生み出すことの出来る人材の獲得が鍵となるのです。人材の獲得は国内だけではなく、世界中からもっと広く集めていく必要があります。海外の人材を育て活かしていく事のできる日本社会の受容性がますます期待されます。
http://www.esri.go.jp/jp/prj21/forum04/keiou.html
"国際化とは単に相互理解の道具としての英語を学ぶことではなく、異質な存在を認めていくことである。"
創造性
参考資料:以下、国際社会における日本の立場を知ることができる統計です。
1 世界で一番、好感度の高い国、日本
この世論調査は2011年と2012年に21か国を対象にした諸外国に対する影響”influence"を評価したものです。以下、上位3か国を紹介します。
Positive Negative
1位 日本 58% 21%
2位 ドイツ 56% 16%
3位 カナダ 53% 14%
ポジティブ側の理由 多数派:日本の経済、製品、サービス
少数派:日本の伝統や文化
ネガティブ側の理由 多数派:日本の外交政策
少数派:その他
日本を一番よく思っている国のランキングは1位から順にNigeria、Indonesia, USA, Canada, UKです。反対に、日本をよく思っていない国の統計もあります。詳しくは下のファイルからご覧下さい。
BBC World Service Poll 2012 10 May 2012:全ての統計の結果
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/pdf/may12/BBCEvals_May12_rpt.pdf
2 人間開発報告書2009 上位50か国ランキング
以下の統計は世界中の男女平等などを表した指数です。上位1位からスウェーデン、ノルウェー、フィンランドですが、日本は109か国中、57位です。先進国日本の優位性に相反するこの数値に対してどう思われるでしょうか。このGEM指数は、女性の社会、政治、経済面における力を見た数値です。
1位 スウェーデン
2位 ノルウェー
3位 フィンランド
4位 デンマーク
5位 オランダ
57位 日本
●エアロームかしわさんより
http://aerowm.org/gender/rank_gender2009.htm
●UNDP国連のサイトからご覧下さい。
http://hdr.undp.org/en/reports/global/hdr2009/
工藤俊作艦長の話
戦況において本来の使命を越え、人道的に偉大な行動を取った工藤艦長の話です。戦時中、一般には公開し難い事件が多くあったでしょうが、”賢者は歴史に学ぶ”、というようにこの感動的な出来事をありのままに感じ、学べるところは人生の糧にしていければいいでしょう。世界の博愛のための基本的な精神(日本人の国民性:Identity)を考えさせられる話です。
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